「ママレボ通信」では、「ママレボ」の雑誌には掲載されなかった、日々の取材でのこぼれ話やレポートをアップしていく予定です。

ママレボの雑誌は、こちらからご購入できます!
http://momsrevo.jimdo.com/



2017年8月3日木曜日

浪江町から福島市に避難中の大平茜さんがファンタジー小説を自費出版


本当に久しぶりのブログ更新です。

ママレボをご購読してくださっている方々には、このところまったく発行できていないことを、心よりお詫び致します……。

本業が多忙を極めていたため、なかなか形にできずにおりました。
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。

次号の「ママレボ11号」は、10月10日に発刊します。
ただいま鋭意、準備を進めておりますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。

そしてブログも、ぼつぼつと再開していこうと思っています。


今日は、浪江町から福島市に避難中の大平茜さん(24)が、8月1日に自費出版したファンタジー小説『青い瞳のエイデン』をご紹介します。

大平さんは原発事故後、ご両親と兄ふたりの5人家族で福島市内の仮説住宅に住んでおられました。しかし、原発事故をキッカケにご両親は離婚。
さらに2012年、お母さんが脳出血に。浪江町の自宅に一時帰宅して仮設住宅に帰って来た夜、倒れられたそうです。
「震災のストレスによるもの」と医師から診断され、今も言語障害、記憶障害、半身麻痺などが残っています。

現在、大平さんのお母さんは、福島市内の施設で過ごしておられますが、秋以降は大平さんとふたりで福島市内の復興住宅に移り住む予定。

「施設からは、浪江の避難指示も解除されたから、早く出て行ってほしいって言われているんですけど、浪江に戻っても病院もありませんし……。秋からは復興住宅に入って、私が責任を持って母を介護しようと思っています。けど、私、中卒でしょ。就職サポートも受けられないし、条件のいい仕事も見つからなくて。これから、仕事も勉強もしながら介護ができるのか不安です」(大平さん)

大平さんは、小学校5年生のときに〝いじめ〟にあったことをキッカケに、以来、不登校に。中学校も卒業証書はもらったものの、ほとんど登校していません。
そんな大平さんの唯一のたのしみが、読書でした。おかあさんが、よく書店に連れていってくれたのだそうです。

大平さんは現在、専門学校でイラストを学びながら、福島市の自主夜間学校に月2回通っています。いずれは仕事をしながら通信制の高校で学びたいという希望を持っています。


「『青い瞳のエイデン』は、夜ほとんど眠らずに半年で書き上げました。とにかく多くの人に読んでいただけたらと思っています」(大平さん)。

本はAmazonからも注文できます。買って応援、しましょう。




 













2016年9月11日日曜日

子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山が、「県民健康調査・甲状腺検査に関する要望書」を提出

「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山」の共同代表・根本淑栄さんと、県内に住む母親3名の計4名は9月1日、福島県庁を訪れ、「県民健康調査・甲状腺検査に関する要望書」を提出した。
県側で対応したのは、保健福祉部県民健康調査課・主任主査の福島秀行氏ら。
福島県での甲状腺検査規模縮小の動きを受け、こどけんが8月23日に要請書に対する賛同を呼びかけたところ、わずか1週間で国内119団体、海外5団体の合計124団体から賛同が集まった。
(県民健康調査・甲状腺検査に関しての要望書の提出についての賛同のお願い http://kodomo-kenkotomirai.blogspot.jp/2016/…/blog-post.html
要望書を提出した根本さんは、
「短期間にこれだけ多くの団体が賛同してくれたということは、いま甲状腺検査を縮小することが、いかにおかしいかを理解してくれたということ。福島県の子どもが置かれた状況を、多くの人に知っていただけたことがなにより意義があった」
と述べた。
要望書を受け取った県の主任主査の福島氏は、
「今日は、要望書を受け取るだけ。意見をじっくりうかがう時間はない」と繰り返し、「県としては、甲状腺検査を縮小するつもりはない」と述べるにとどまった。双方のやりとりは、わずか10分程度だった。
このあと私が、県の県民健康調査課を訪ね、この日、要望書受け取りの際に姿を見せなかった小林弘幸課長に、
「規模を縮小するのか?」と尋ねたところ、
「県としては、多くの方に受けていただきたいと考えている。規模を縮小するつもりはないが、検査を受けることでデメリットが生じるという意見があるのも事実。そこがむずかしいところですよね〜」と述べ、「今後、どうするのかは、検討委員会等で議論してもらう」と明言を避けた。
 しかし、「規模を縮小するつもりはない」という発言とはうらはらに、県が発行している「甲状腺通信」の最新号(2016年8月発行)には、
 『今回より、検査を受けることに「同意します」「同意しません」のどちらかに印をつけていただく欄を設けました。「同意しません」を選択された方には、その回の検査について、受診のご案内を追加でお送りすること(受診勧奨)をいたしません」
 と記載されている。
 県としては、〝受診を勧める〟つもりはないらしい。
 さらに、同パンフレットには、わざわざ
「甲状腺検査は必ず受診しなければならないのでしょうか」というQAが設けられており、その答えには、
「将来にわたって体にダメージを与えないかもしれない甲状腺がんが多数発見される可能性が指摘されている」
として、あたかも検査を受ける必要がないかのように記されている。
前出の根本さんは、
「これを読んだ子どもたちは、検査を受けなくてよいと思ってしまう。手術を受けた子どもたちのなかには、病状が深刻なケースもあると聞いている。手遅れになるより、検査を受けて安心できたほうがいい。ただでさえ、子どもが大きくなるにつれ、親が検査を受けろと言ってもきかなくなるので、県はもっと検査の重要性を説明し、受診を勧めてほしい」
と、述べ、検査を受けることで得られるメリットも説明すべきだと、話した。
検査の在り方などを専門家らが話し合う「県民健康調査検討委員会」は今月14日に開かれる。ここでの県の対応に注目したい。



2016年2月26日金曜日

3月13日☆シンポジウムのお知らせ「子どもの未来を語ろう」

司会進行させていただきます。
ご都合がつく方は、ぜひ足をお運びください。

子どもたちの健康と未来を案じるママたちのために
~ アーニー・ガンダーセン、メアリー・オルソン、
スティーブン・リーパー滞日企画 ~
 
◆◆ 「子どもの未来を語ろう」 ◆◆
 
日 時:3月13日(日)13:30~15:30 13:00開場
会 場:田中八重洲ビル 2階A会議室 東京駅 徒歩3分
話 者:メアリー・オルソンさん.牛山元美医師、遠藤順子医師

資料代:中学生以上500円
    大人1500円~(資料代500円+1000円~ご寄附をお願 いします)
共 催:明日は我が身のフクシマ実行委員会
    ピース・ブラットホーム
 
※避難者の方は申込みの際にご相談ください。
※開催までの間にお知らせも予定しております。
 メールアドレスをお間違えのなく入力ください。
 
●◇- 詳細 -◇●
 
見えない放射線から、我が子を守りたい!! 家族を守りたい!!
女性とこどもたち、老人と免疫力の弱い健康弱者に忍び寄る放射線被害!!
 
東京電力福島第一原子力発電所の事故による、深刻な放射線被害は、
福島県内はもとより、東北各県、北関東各県、首都圏に及んでいます。
被害の状況も、日常生活の全域にわたり、さらに困難さを増しています。
 
今回の企画では、放射線被害研究の第一人者メアリー・オルソン女史と、
この分野で尽力している女医の牛山元美医師、遠藤順子医師を迎えて、
汚染の実体、被曝の現状や影響、そして私たちにできる対策などを話して
いただきます。
貴重な機会ですから、ぜひご参加ください。
 
★【 メアリー・オルソンさん 】★
米国の原子力情報サービス(NIRS)の生物学者。
NIRS は、原子力発電による放射線被害を懸念する情報を市民に提供
する組織。
お父様は、マーシャル諸島での核実験後の海水サンプルを研究していた。
メアリーさんは、若い医学生の頃に仕事中、大変な被ばくを経験。
放射性廃棄物、放射線の問題を 20 年以上研究し、その問題の重大さを
社会に訴えています。
近年では、2014 年 12 月「核兵器の人道上の影響に関する第 3 回国際
会議」(ウィーン)、2015 年 5 月「核兵器不拡散条約の再検討会議NPT)」
(国連本部・ニューヨーク)などでスピーチを行なっています。
とりわけ、「放射線の影響は、男性に比べ女性が高く受ける」という研究
報告が注目されています。 〔NIRS http://www.nirs.org/
福島、京都、東京でのママさんたちとのミニ茶会を経て、日本縦断講演会
を終え、声をじっと聞き、被ばくへの防護についてお話されました。
 
★【 牛山元美医師 】★
さがみ生協病院の内科医として勤務。
ベラルーシで甲状腺研修を受け、関東、福島県で甲状腺エコー検診を始め、
いち早く放射能検診に取り組まれてきました。
首都圏、特に神奈川県内での検査について詳しくご存じです。
多くの母親との検診を超えた交流から、市民とともに「放射能から子どもを
守る」活動を続けています。
医療生協の保健学校や班会、また地元の自治会主宰の健康講座などで
お話もされています。地域の小学校の校医、大学病院での診療も続け、
研究会、学会などにもできるだけ参加しています。
 
★【 遠藤順子医師 】★
青森県弘前市にある健生病院の内科医として勤務。
室蘭栄高校を卒業し室蘭­工業大学に進学しました。卒業後は技術エンジ
ニアとして企業に就職。
その後、思う処あり、医師になる志を立て弘前大学医学部に入学されました。
甲状腺やリンパ節その他の臓器を超音波やCTなどの検査機械を用いて
画像診断をすることがあります。
福島から避難している人たちの甲状腺エコー検査をしたり、健康上の問題
など相談を受けています。
化学を含む様々な見地から、福島周辺で起こっている健康被害は、放射能
との因果関係抜きには考えられないと実感されています。





2015年11月4日水曜日

ママレボ10号(2015年11月発売号)発刊しました!


ようやく「ママレボ」10号ができあがりましたので、お知らせさせていただきます。
今年はママレボを予定通り発刊できず、申し訳ありませんでした!

本来は、年に4回発行の予定ですが、今年は諸事情があり、まだ2回にとどまっています…

ですが、定期購読してくださっている方には、かならず4回分はお届けいたしますので、少し気長にお待ちいただけますと幸いです。


雑誌版のご注文はこちらから(※発送は11月7日以降になります)

デジタル版のご注文はこちらから




Interview after 3.11
人材育成コンサルタント 辛 淑玉さん
 歴史をくり返させないために ほんとうの癒しを得るために 私たちの「命の見える」たたかい方 2

特集1
路頭に迷う2万5000人の区域外避難者
住宅供与打ち切りで発表された新施策・徹底検証 

特集2
被ばく医療に取り組む牛山元美医師からの提言
健康を守るための検査と記録、そして自己肯定感をもてる子育てを

この人に聞く❖福島大学准教授 荒木田岳先生
福島の安全性が見直される日は、近い将来必ず来る 

子どものために知っておきたい憲法のこと
 だれのこどももころさせない、をあきらめない 
❖弁護士 武井由起子さん

みんなの取り組み地域の活動 
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)
❖弁護士 河﨑健一郎さん

ママレボからおすすめの本 

放射能に負けないレシピ 
排出力を期待してりんごのレシピ3種

みんなの声 

Come back home❖都築啓子 

ママレボ 読者プレゼント 
「見捨てられた初期被曝」(Study2007)
※期間中、「ママレボ」を5冊以上ご注文くださった方に抽選で5名様プレゼント

ネットワーク団体一覧

福島で被災した動物たちの里親募集




2015年10月6日火曜日

「みんなでやっぺ!!きれいな6国」の 開催およびボランティア参加呼びかけに対する提言書

NPO法人ハッピーロードネットがきたる2015年10月10日に開催する「みんなでやっぺ!!きれいな6国」での道路清掃ボランティア活動に、周辺住民および中学校・高校に対し、参加呼びかけを行っています。


それに対し、子どもたちの未来と健康を守るプロジェクト・郡山では、イベント開催とボランティア呼びかけに反対する提言書を作り、賛同団体を募りました。

わずか2日間の間に53団体から「賛同します」という連絡がありました。

本来、清掃ボランティア活動というのは、尊い活動です。震災前から続けて来られた主催団体の活動には、心から敬意を表します。

しかし、原発事故後からわずか4年半で、自動二輪、原動機付自転車、軽車両及び歩行者の通行を規制されている帰還困難区域を含む周辺道路の清掃ボランティア活動の開催には反対せざるを得ません。

「規制されている道路をなぜボランティアが清掃しなくてはならないのか」「なぜ詳細な線量マップ・土壌汚染データ等が示されないままにボランティアを募っているのか」「なぜ中学生・高校生が参加しなくてはならないのか」「開催時に、どの程度の安全性を確保しているのか」ということへの説明も不十分です。

本来、《目に見えるゴミをなくし、故郷を美しくしたいという人々の善意》と《目に見えないゴミが、人々へ与えるリスク》を天秤にかけることそのものが、おかしな事態であり、疑念と違和感、憤りの矛先は主催団体だけに向けるものではありませんが、このような活動の開催および呼びかけの撤回を求め、人々の無用な被ばくをなくしてほしい主旨で、提言書を公表します。

提言書は以下の通りです。





呼びかけ団体/賛同団体は、以下の通りです。

呼びかけ団体:
     子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山
       
賛同団体:
     一般社団法人 子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト
     ママレボ出版局
     かふぇぷらす郡山
     Team毎週末みんなで山形 
     hand to hand project kawamata
     NPO アースエンジェルス
     はみんぐBird
     いわきの初期被曝を追求するママの会
     子ども脱被ばく裁判の会
     会津放射能情報センター
     ウィズキッズ(兵庫)
     NPO法人 新宿代々木市民測定所
     放射線量測定室・多摩
     角田市民放射能測定室
     小金井市に放射能測定室を作った会
     子ども脱被ばく裁判 支える会・高槻
     厚木市民測定所(ままラボ)
     NPO法人 子ども全国ネット
     横浜市民測定所
     NPO法人 市民放射能監視センター ちくりん舎
     災害避難者の人権ネットワーク 星の対話プロジェクト
     にしとうきょう市民放射能測定所 あるびれお
     秋田放射能測定室「べぐれでねが」
     子どもたちに未来をわたしたい・大阪の会
     つながろうフクシマつながろう避難者の会
     京都原発研究会
     日本消費者連盟関西グループ
     東日本大震災避難者の会 ThanksDream
     ぴあ・ネット/100万年の会
     クライストチャーチの風
     ボイス・オブ・ヒロシマ
     地域に生きる川西市民の会
     美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
     福島老朽原発を考える会
     世田谷こども守る会
     こどもを守る会 いるま
     入間から発信!ずっと暮らし続けるために動く会
     放射能からみんなの健康といのちを守る秩父の会
     フクシマの子どもの未来を守る家
     Mamademo(ママデモ)
     原発震災から子どもの未来を考えるネットワーク
     基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会 大阪
     グリーンフォレスト関西
     せいぶらいふあくしょん
     放射能から子ども達を守る枚方の会
     大阪の公害問題を考える会
     滋賀県放射性チップを告発する会
     大阪・放射能ガレキ広域化差止め裁判原告団
     特定非営利活動法人 R.I.La
     小さき花市民の放射能測定室(仙台)
     たまあじさいの会
     脱被ばく実現ネット
     原発なくせ三重県民会議
     もろびと平和サークル


(賛同連絡順)

2015年8月7日金曜日

あと1日!「避難する状況にはない」はほんとうですか? 8月8日締め切りのパブコメに、どうぞご意見を!

福一原発の事故後、避難指示のなかった地域に住んでいる(住んでいた)住民や子どもたちに大きな影響のあるのが「原発事故子ども・被災者支援法」。これは、政府による今後の原発事故被害者への政策に影響を及ぼす、大切な法律です。

いままでは、あまり原発事故に関心のなかったという人にも、ぜひパブコメを書いていただけたら……と願いながら、これを書いています。

8月8日〆切のパブコメはこちらから


◇放射能汚染を認めない改定案

「避難指示」を受けていなくても、子どもを原発事故の影響から守りたいとの思いをもつ住民はたくさんいます。県境や行政区別に放射性物質がとどまることなどなく、広範囲にわたって放射能汚染されてしまったことは周知の事実です。
しかし、「原発事故子ども・被災者支援法」の支援対象地域は、福島県浜通り・中通りとされ、行政区で区切られているだけではなく、福島県内にしか汚染はなかったことになっています。

さらに今回の同法改定案は、「福島県内にも放射能汚染はほとんどなくなった」とでも言いかねない内容。実際、「支援対象地域は、線量が発災時とくらべ大幅に低減し」「避難する状況にはない」という表現を使っています。「低減したのだから、国として避難への手立てを考えることをやめます」という方向につながりかねません。「被災者一人ひとりが居住、移動、移動前の地域への帰還についての選択をみずからの意思によって行うことができるよう、支援する」という、この法律の基本理念を真っ向から否定するものです。

復興庁による支援法基本方針改定案の説明会が、全国各地に避難する自主避難者に対して行われましたが、そこでもくり返し「避難する状況にはない」と説明されています。



◇放射能汚染の実状はどうなっているのか

前述のとおり、「避難する状況にはない」理由として「支援対象地域は、線量が発災時とくらべ大幅に低減し」と書いてありますが、実際に支援対象地域で測定してみると、とても「低減している」とは言いがたい状況があります。

先日、福島県郡山市の住宅街を測定しました。
いまなお、事故以前の放射線量である0.03マイクロシーベルト/毎時の、数倍から数十倍の地域も多く、住宅街のなかにも、事故前の数百倍にあたる“ホットスポット”がたくさん点在しています。


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上の写真は、2015730日に測定した、郡山市大槻町のあるアパート前の側溝の放射線量です。
地表すれすれの測定ですが、4.8マイクロシーベルト/毎時あります。
この測定の数分前に、よちよち歩きの子どもとお母さんが階段から降りてきたばかりでした。

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上の写真は、2015531日に測定した、郡山市日和田の小学生の通学路です。
いたるところに1~2マイクロシーベルト/毎時を超える場所が見つかりました。
測定に同行した母親は、すぐに周辺の保護者と連絡を取りあい、測定値を共有。その後、子どもたちの通学を、交代での車送迎にしたとのことです。

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そして、「除染で線量が下がる」といわれていますが、そうとは言い切れない現状もあります。






上の写真は、2015730日に測定した、行政による除染済みの郡山市内の民家の線量です。この民家は、昨年10月に除染を行いました。

地表すれすれで測定していますが、2.6マイクロシーベルト/毎時、1.4マイクロシーベルト/毎時のところ(雨樋下)があります。庭の土+砂利のところは0.6マイクロシーベルト/毎時です。除染直後の測定値にくらべ、放射線量は上がっています。
それでも、行政による除染は一度だけで終わっています。

このような状況にありながら、原発事故からたった4年半で、「避難する状況にはない」と言ってしまっていいのか――。



◇住民に被ばくを押し付けることが「適切な対応」?

 福島県伊達市(Cエリアの除染は、スポット除染=局所的な除染しかしない)の放射線対策課の半澤氏は、電話取材に応じ、「放射線防護と原状回復(元どおりに戻すこと)は別」と話しました。
「行政が市民に、事故前よりも高い被ばくの“受忍”を強いるのか」と尋ねたところ、「予算は税金ですから」と答えました。結局は、おおかたの市民の意思しだいだと言いたいのでしょう。

他方で、復興予算の執行率は60%という報道(毎日新聞20150731)もあります。
必要なところに使われるはずの予算が、正当に使われていないために、住民に被ばくが強要されていると思わざるをえません。除染に限らず、自主避難者の応急仮設住宅のために使われる費用は、わずか年間80億円(毎日新聞20150609)という報道をみても明らかです。

615日には、自主避難者への住宅提供打ち切り(20173月まで)が発表されていますが、それに対する施策も今回の改定案では「適切に対応する」という、具体性に欠けた表現になっています。
「適切に対応する」はずの復興庁。今後、福島県が決める予定の「自主避難者への施策」に丸投げするつもりです。

先日の国会における院内集会に出席した復興庁の参事官、佐藤氏は、やはり自主避難者への避難住宅問題については、くり返し「福島県の施策で対応する」と説明していました。しかし、「福島県の施策」というのは、現状ではまったく不十分です。
「『福島県の施策で対応する』と言いますが、福島県の施策については、復興庁も先方と相談しているはずでは?」と指摘すると、「自分は担当ではないので」と弁明。「では、福島県と話し合っている担当の班はどこですか?」との追及に対して、はじめは「知らない」と言いながらも、「復興庁の被災者支援班が対応していると思う」と明らかにしています。


◇締め切りの8月8日は明日!

原発事故子ども・被災者支援法は、「基本方針を策定しようとするときは、あらかじめ、その内容に東京電力原子力事故の影響を受けた地域の住民、当該地域から避難している者等の意見を反映させるために必要な措置を講ずる」としています。
しかし、これまで、「説明会」はあれど、市民の意思を確認される場は、ほとんどありませんでした。

自主避難者の避難住宅打ち切りの報道の際、「被災者の声を聞いてほしい」と再三求められていた「公聴会」も実現されていません。
  
唯一ともいえる、意見の届け先がパブコメ。
締め切りまであと2日を切りました。
今回の基本方針改定案について、ひとことでもいいので、どうぞご意見をお寄せください。


~~~~~~~






Our Planet-TVさんの記事(1)「自主避難者は非科学的?〜復興庁が支援法を完全否定」

Our Planet-TVさんの記事(2)「自主避難者の支援は不要」〜規制委・田中委員長がお墨付き


(文責・吉田千亜)






2015年6月8日月曜日

福島県庁に直接声を届けよう! ハンスト中の坂本さん、集まったみなさんの、避難者支援課への要請(文字起こし)

2015年6月8日の12時から行なわれた、福島県避難者支援課への要請行動の、文字お越しを、取り急ぎUPします。お名前が分からなかったかたは○○さん、と記載しております(申し訳ありません)。

この要請のあと、避難者支援課の菊地主管に電話取材したところ、「支援法にもとづく公聴会ならば、国が法律の所管なので」と、県として公聴会を開かないことをほのめかしています。また、ハンストをしている坂本さんのことを、内堀県知事は知っているようだ、と述べています。


参加者:約15名
避難者支援課:菊地主管/他数名

平田さん:南相馬市からつくば市に避難している平田と申します。震災当時、新潟から長野、千葉、つくばと避難して回りました。幸い、当時、政府の方針として借上住宅ということで、現在までいますけれども、住宅の借上が終わったら、なくなれば、さきほども述べられたかたがいましたけれども、死活問題です。私は現在年金生活ですので、何とかやっていけるのかなと思いますが、避難者の中には、たいへん生活にも困っている人もいると思います。したがって、せめて、住宅の借上だけは、期間を切らないで、継続していただきたいと思います、よろしくお願いいたします。
坂本さん:座らせていただきます。
県)菊地さん:まあ、みなさんの声をいただきました。ありがとうございます。5年以上の避難生活、前回にもお話伺いまして、今日も、お話伺いたいと思います。本当に国に我々一生懸命やっていきたいと思います。知事には、毎回ご要望があるごとに知事に報告していますので、知事は分かっていると思います。また、そういった形で、みなさんの声を国に届けようと思います。よろしくお願いいたします。陳情書のほうでございますが、こちら、公聴会を開催、県内外で開催するよう、協議書を出してほしい、ということですが、現時点では難しいかなと思います。避難されているかたの声、こういったかたの声、よくお聞かせいただいておりますし、話を聞いて、それを知事、国のほうにあげたいとおもいます。また私たち県外駐在職員、神奈川、東京都、山形、・・・13名担当しています。それら、個別訪問をしながら、避難されているかたのご意見もうかがっているというところでございます。さまざまなご意見を伺っていますが、こちらのように、延長してほしいという声もたくさんありますので、声を聞きながら国に伝えていきたいと思います。私も今週はじめくらいに、山形県に行きまして、直接お母さんがたに聞きまして、お子さんの成長に合わせて延長してほしいということをお伺いしていますので、国にあげていきたいと思います。さまざまな意見、伺っていますので、それをもとに、現在、国のほうと協議しているという状況でございます。
坂本さん:さきほどさまざまな声を聞いているとおっしゃったのですが、なぜに私たちはこの場にいると思いますか。
県)菊地さん:直接みなさんの意見、県、や国に訴えたいということでいらしていると思います。
坂本さん:私たちの声が反映されていない、と思っているから、こう、何度も何度も再三にわたって、来ているんです。災害救助法で応急仮設を運用すると決められたときから、多くの人からそれでは不備がある、ということを指摘されていたと2年、1年、1年、と避難をしている人たちが人生設計を立てられないような延長の仕方を繰り返してきた。長期延長、見通しが建てられるような、もしくは新たな立法をという声があがっていました。それに対応してくださっていたかたも、いま菊地さんがおっしゃってくださったようなことをおっしゃていたと思うんです。それなのに、いまだに何も動いていない、変わっていない。だから、きちっと聞いてください、と私たちは再三にわたり、伺っているんです。ほんとうにみなさん、お忙しいところ、一生懸命お仕事してくださっていると思っています。復興に向かってというのも、もちろん、だいじなことです。廃炉に向かって動いていかなければ、将来的に100年後くらいになるのかもしれませんけれども、汚染地域にまた人が住める状況に、原発の事故が完全に収束させるためには、復興に向かってというのは分かるのですが、いかんせん長期的にするしかないし、私たちの人生はそんなに長くない。この4年間の間にも、何人ものかたが亡くなった。そのことを考えたときに、やはり声が反映されていない。だから公聴会を開いてください、とお願いしています。今日でハンストも金、土、日、月、火、と5日目です。ハンストと言ってもずっと県庁前にいたわけではないので、半ハンストですが。であの、公開公聴会に関して、きちっとした協議をして、どこどこで開催する、というお返事をいただけるように私は求めています。そんなに難しいことではないと思います。あの、質問状に関してもね、どうしても協議が必要だ、ということで、少しお時間をということで、10日11日というお返事をいただいていますけれども、そちらはそちらとしてお願いしたいのですが、この陳情書に関しては、そんなに難しいことではないと考えていますので、これ、4年間みなさんずっと求めていたことです。ほんとうに実施しようと思えばそんなに難しいことではないです。期日を決めて、会場を決めてどこでいつ、やるのか、ということを明示していただければと思います。それまで、場所取らせていただいて申し訳ないのですけれども、県庁の前でハンストを継続させていただければと思います。
県)菊地さん:あ、えっと、県庁内?
坂本さん:敷地内ではやっちゃダメですよね。つまみ出されると嫌なので、歩道のほうで静かにお返事いただけるまでまとうと思いますので、よろしくお願いいたします。
県)菊地さん:たいへん申し訳ないのですが、公聴会を開催するとは予定していない・・・
坂本さん:分かっています。これから組んでください、とお願いしています。4年間ずっと求めていましたけれども、開催されていませんでしたし、福島県知事さんが立ち会ってくださるということが実現していませんでしでしたよね。その日程を決めてその場を作ってください、と。これは県民にとって我がままでも何でもないと思うんですね。当然の権利だと思いますし、支援法の中でも、法律の中で明示されていますから。 
Tさん:逆にやらない理由を聞きたいくらいですね。
坂本さん:それを実現していただきたいと思います。
県)菊地さん:確認ですが、この公聴会というのは、これは子ども被災者支援法の関係ですか?
坂本さん:支援法にも書いてありますけれども、でも、県民の声を聞くのは当然のことだと思います。
小澤さん:まずもって、呼びかけは何人かにしたんですけれども、住宅を打ち切られるのは、私たちのことじゃないんですよね、って。みなさん知らないんですよね。知ってるかたからは意見が出ていますけれど、根本的に、県外避難者だけが打ち切られるんでしょうなんて思っている人もいるんですよね。森園さんが菅野さん(福島県避難者支援課・主管)にちゃんとお聞きしました。これは一律です。県内避難も県外避難も関係なく、一律打ち切りです。菅野さんの口からはっきりききました。県民も県内に避難している人も承知していない。たぶん分かっていない。自分のことだと思っていないんですよ。まずそういうこともあるわけですから、避難者に対して広く伝える意味、意向を聞く意味も含めて、公聴会はぜひやるべき、勝手に決めるべきではないと認識しています。
坂本さん:それこそ、生活、命が係わる問題だと思います。 
Tさん:現に病気が増えていますよね。小児甲状腺がんも増えていますし、いろいろな病気疾病の患者数も増えていますよね。こんな状況でですね、心筋梗塞、急性死亡率も福島県一番になっていますけれど、健康被害がないって言われても、誰が信じられますか。子どもたちの命を一番に考えるでしょう、親は。だから、避難させているんですね。だから、我々には避難の合理性があると思うんですね。これが行政で通らないということであれば、それは、こういう公聴の場でちゃんと録音しているわけですから、最終的には、司法に訴える、とか、考えられなくなってきますよね。我々も追い込まれますからね。私たちも真剣ですから。子どもの命を守るために。どんな思いをして県外に避難してると思っているんですか。とどまる人もつらかったかもしれませんけれど、避難している人間もものすごいつらい思いして避難しているんですよね。なんで同じ県民でこんなに分断されたり、嫌がらせしたりするのか、俺はさっぱり分からないけれど、国も県もしっかりしてほしいと本当に思っていますよ。
影響がないってそんなことないでしょう。山下さんだって影響あるって言ってるんですから、本当は。嘘つかれてるんですから、俺らは。それがどんどん明るみになっている今、本当だったら今からだって避難したい人がいるんだから、そういう人にも支援するのが本当でしょう。我々は人間なんだから人間の要請を元にして考えましょうよ。
坂本さんだって、断食までして訴えてるんだよ。坂本さんは自主避難者じゃないよ、しかも。だって、子どもの命を守りたいのは誰だって一緒じゃないですか。みなさんだって一緒でしょう。
森園さん:在福している子どもたちがいるっていうところにみなさんクエスチョンなんだと思うんですけれど、お母さんたちに聞くと、具合が悪いんだ、いつも帰ってきたらすぐ寝ちゃうんだ、高校・中学のお子さんを持つお母さん、小学生のお子さんもアレルギーがひどくなったんだよね、って本当にみなさんいろいろな症状が出てるんですよ。前はそんなことなかった。体力が続かない、集中力が続かなくなっている。それは精神的なものじゃないんです。これは全部、低線量被ばくの、しっかり勉強していただくと、論文になっています。ICRPも外部被ばく、内部被ばく1ミリシーベルトってICRPが言ってるんです。県民も知ってるんです。学んでいるんですよ。我慢させられている。被ばくを強要されている。みなさんの家族だって、いまは元気かもしれない。2年後3年後5年後、誰が責任を取るんですかね。まして、子どもたちのこと、誰が分かるんですか。同じ県民同志で守りあって、国をつつきあって、いきましょうよ。
Tさん:一緒に戦う時期だと思うよ。
森園さん:法律を守ってほしいんです。そのことをずっと訴えているんです。
渡辺さん:本当は市民じゃなくて、県職員とか市の職員とかが声をあげるべきなんですけどね。
Tさん:このままにしていたら、もっとひどいことになるよ。取り返しのつかないことになるよ。あの時こうしておけばよかったなんて言っても遅いんだよ。どこだってそうなんだから。世界中の汚染地帯は。ちょっと調べればすぐ分かりますよ。ごまかしきかないから。しかも、食品の基準値だっていい加減なことしてるんだから。申し訳ないけれど。
渡辺さん:実際、県外に避難していて、「福島県で田植えだー」「なんだー」って言われると、もう帰れるんじゃないかって言われて、周りから見られて、子どものいじめになったりして、ホントにつらい思いするんですよ。いつまでいるんだ、っていうような近所付き合いしなきゃいけないし。本当は一番、わかんないんですよね。結局、山形だって山形も、結局放射線ってないですから、勉強もしてないですから、基準っていうのも分からないってだけの話で、山形だってちゃんと食品だって測れば、もう、ほんとうに、取り返しのつかない、一般市民も全国に散らばってるし。もう今からじゃ手遅れみたいな感じですよ。ダメなものはダメで、ましてや私たちより頭よくて、こういうところに就職してるんですからもう少し勉強してもう少し声をあげてもらわないと。子どもが一番かわいそうなんですよね。
森園さん:ね、お3人に言うしかないので、いま、受け止めていただいているんですけれど、どこに行ってもほんとうにたいへんな役目で申し訳ないのですが。
小澤さん:これだけ申しあげても、公開公聴会の可能性はない、と断言されるんですか。
県)菊地さん:住宅に関する公聴会のことは検討しては、予定はしていない。あの、借上住宅については例年ですと、5月末には公表しているので、いま、急いで協議していると。
坂本さん:生活困窮者、生活が成り立たなくなる人が出る、福島県から出る、ということが分かっていても、それでも打ち切るということですね。
県)菊地さん:いや、いま協議中なので
坂本さん:では、公聴会を開いて、再検討すべきなんじゃないんですか。いま結論を出す必要はないんじゃないですか。
県)菊地さん:28年3月で終了なので、28年3月は決まっています。それ以降はいま協議しています。
今野さん:28年3月で打ち切り、ということになれば、代替の支援策を福島県は考えるべきですよね。いま、どういう案が出ているんですか?
県)菊地さん:それ・・・その点を考えているんです。
渡辺さん:実質、南相馬で近所で、仕事でーとか親がいるからーって近くで借りている人もいますけれども、結局自腹で払ったら生活できないから、ってこんなとこに居ても仕方ないから、って人口減になるのは間違いないと思いますよ。はっきり言って。県内外で調査しないと、他人事だと思って真剣になっていないけれど、やっぱり調べるのが行政の職員、市職員でありますから、しっかり訪問、アンケートならアンケート、いまから必ずって言っても、初期対応が悪いから信用がないって言ったらないですけれど。
私のところは、何人かは、汚染地帯で家も建てられないし、だから、売ったりって聞いていますから、たぶん友だちだって周りだってもっと、私の周りでも10人っていったら、県民で市民だっていったらば10倍だ100倍だってなりますから、みんなやっぱり馬鹿じゃないですからね、汚染地域で子どもを危険にさらしてまで暮らして・・・って人はいないでしょうから。その点、県のほうで調査してもらわないと。ましてや、除染だって除染だってね。ましてや東京電力だって、先々週の会議でも、汚染タンクも10%が何か爆発の危険性って言ってるの分かります?それも結局、東京電力が爆発するって言ってるのに、地元に返す事態が私は信用できないんですよね。南相馬市の危機管理課も、電話したらばぜんぜん対応もなっていないんですよ。もうちょっとそういう勉強、東京電力の会見などを見て勉強してもらわないと、結局私ら、ただ線量下がったから大丈夫だから、ってそれを信用して帰ったら、後から誤算だった、なんて。あとからのじゃんけんじゃだったら誰でも言えますよ。ましてや南相馬市の大きな病院・・ってお金出したらば建てますよ。でも働く従業員が来ないんです。はっきり言って。みんなやっぱりある程度勉強していますから、身体がもたない、子どものためなら分かっていますから。行政でやってるのは金で釣って人を集めようとしてるでしょう。健康被害で分かるようになったら、また福島の人口が減りますよ。もうちょっと、それなりに県職員は何等かのデータを照らし合わせたり、してください。
さっきも言ったように、外国では違うこと言って、県内では違うこと言って、嘘八百を周りの市町村に御用学者が。危険だ、って意見の学者を呼びませんよね。両方の意見を聞いて、自分の思ったほうに投票する国なんですから、国が県で言ってるのは安全って言ってるだけ、大丈夫だけですよね。じゃあ、自分の子どもに食べさせるの?って聞いたら、私はここ出身じゃないですから、って。わけわかんないこと言ってたんですから。
Tさん:ああ、でも、関係省でさえ、いまいろいろな疾病が増えているから、研究班立ちあげて見直すって再検討するって言ってるんですよ。それも決まらないうちに、こんな切りあげって本当におかしいんじゃないかな。
森園さん:この作業を毎年続けてきているんですね。私たちは。そこが問題だって言ってるんです。他の自然災害じゃないんですね。原発事故、東京電力が起こした事件、事故なんです。福島県は被害者なんですから、きちんと、言える立場で、権利があります。いまおっしゃったように、収束してないんです。
渡辺さん:普通の民間なら人をまくったほうが賠償を必ず払うんだから、東京電力の場合は逆でしょう。加害者の問題で、被害者が行って、書きかた教えてもらって、普通だったら、一軒一軒謝罪して回るのが責任者のやることでしょう。はっきり言って。
森園さん:あの、いろいろなやりかたがあると思います。福島県内でも会津の南側ですか、線量が低くて、中高一貫校があったりして、人を募集しても集まらないんです、それが、ふたば未来高校を作られてああいう形になってしまっている。もっといろいろと福島県としてやっていけることってあると思うんです。ほんとうにそれに対して福島県に協力したいと思っています。
Tさん:噂ですけど、県知事のお子さんってどこにいらっしゃるんですか。県外にいるとか外国にいるとか聞いているんですが。
○○さん:東京にいるよ。出向で県知事をやっていて、大学だか高校?逃げたらしいですよ。自分の奥さんと娘は。
坂本さん:28年3月まで・・・いまは。ということは、これは、延長する可能性があるってことですよね。これだけの声があるってことは、当然、延長の方針を検討して打ち出す、ということでいいんですよね。
県)菊地さん:それは現在検討中です。
坂本さん:そういう言葉の綾はいいんですけれど、はっきり県としてどういう姿勢を持っているのかお答えいただきたいんです。昨日の会議についてもジャーナリストは入れないんです。県知事を何を話しているのか、復興大臣が何を話しているのか分かりません。分からない状況で私たちはどっちに何を言えばいいのか、分からなくされています。けれども県民である以上は、福島県に訴えます。その福島県がどういう方針を、どういうことを国に対して求めているのか。それが分からない以上は訴え先が分からなくなってしまいますし、県民を守るのが福島県なんですから、当然要望を聞くということであれば、延長の方針だと私は思っているのですが。
県)菊地さん:当然、その方針も、県の中に入っています。
深田さん:いま、災害救助法で話しているからダメなんですよ。原子力賠償法、原賠法、あそこに何て書いてあるか分かりますか?事業者は際限なく賠償しなくてはならないってそういう文言入っているんですよ。そのことと全然違うでしょう。事業者は際限なく賠償しなきゃいけないんですよ。
Tさん:でも自主避難の家賃は払ってないんでしょ、東電は。どうなってるんですかいったい。
今野さん:災害救助法なんかでやってるからおかしいんですよ。しかも、阪神淡路大震災のときは仮設住宅7年あったんですよ。原発事故は5年で打ち切るってどういうことですか。山古志村だって新潟の地震もあれも7年あったんですよ。住宅供給されていたんですよ。ましてや自然災害じゃないんですから。戻れないんですよ、もう。命に関わることなんですよ、子どもたちの。先日、私の親戚が心筋梗塞で亡くなりました。50いくつです。原発で働いていました。私の両親、ここ2年間で、みんな60前で二人亡くなりました。友人も60前でなくなりました。友人の奥さんも同じ時期にガンになりました。自殺した人、2人います。私の実家の隣組。私の会社の後輩、お父さんは南相馬市の病院に通っていましたけど、自分の医者が逃げちゃって手術できないから、って悲観して死んじゃいました。
そんな人をまだまだ増やしていくってことですか。自殺者どれだけ出るか分からないですよ。命に関わることなんです。だからこうしてみんな心配しているんです。大きな声まであげて、アピールしなくちゃいけない。県は、福島県は国の出先機関ですか。
地震があったとき、私は県庁に来ていいました。やってることがでたらめだって。汚染地域から汚染物質をどんどん出して、線量もはかって分かってるのに、人をとどめて、何をやっているんだ。浪江から砂利を出して汚染マンション作って、木材でもなんでも、家畜でもなんでも移動するな、って言ったら、それをやった。県民を守るのが、県の仕事ですよ。当時妊娠していた母親、母乳検査をさせてもらえなかった。測らせろ言ったら、本人と直談判したけど、結局、国がやるなって言ってるからやりません。国の手先か。県は福島県民の税金で成り立ってるんじゃないですか。福島県民を守るのが福島県の仕事じゃないですか。国の手先だったら誰だってできますよ、国から金もらって。福島県は加害者であり、被害者なんですよ。国と一緒になって、加害を増やしたんです。被害者なのに、加害者に加担した。今現在もそうなんですよ。その意識を分かっていない。
県民のための県でなくちゃいけないんです。命がかかってるんです!
Tさん:子どもの命がね、やっぱり一番重いと思うんですよ。子どもが一番影響受けるんですから。それで、県民が県民を流出させたくないことは分かります。ある程度はね。でも、こうやって安心安全をやって病気が増えていったら、逆に信用できなくなって、県から出て行きますよ。そういう覚悟で自主避難していたりするんだから。逆に、あとから訴えられますよ。県も国も。だって、今の段階で要望していることが全然通らなかったということで。
森園さん:本当にいまね、保養もすすめる言葉も少なくなってしまったんですけれど、ここ何日間か保養の集いがあったんですが、お母さんたち声に出していないけれども、ものすごい数ですよ。どっかで情報を聞きつけて、ものすごい参加者なんです。必死ですよ、母は。父親も。その危機感が、やっぱり足りなすぎますよね。みなさんにもご家族もあって、ね、若いかたもいますけれども。
Tさん:食べて応援なんてしないほうがいいですよ。
森園さん:住宅って本当にたいせつだと思うんですね。明日明後日住むところがなくなるんですよ。本当に露頭に迷うって、想像力はすごく大事で。
○○さん:ホームレスになれって言うんですか。お母さんと子ども。
森園さん:自主避難者にもしっかり寄り添うと内堀知事は演説されていました。選挙のときの公約を果たしましょう、知事、って一言伝えてください。
小澤さん:あの、菊地さん、担当部署ですよね。避難者支援課ですから。これで、ご自分は問題ないとすれば、次回念書作ってきます。自分は作為的にこれ以上やらなくていいって思ったという念書にサインしてください。後で裁判になったとき、私は証拠に使います。自分が取り組まなかったこと、取り組みません、という念書を作ってきますから、それに確実に、署名捺印してください。あなたにも責任があるんですからね、知事だけじゃないんです。
菅野さん:ま、私が個人的にどうこうという話ではな・・・
小澤さん:それはダメです。お金をもらって給料もらってあなたは働いているんですから、それは通りません。私も、この業務に加担しました、と何かあったときは私にも責任があります。命にかえても、というような文言で書いてきます。そこに署名捺印してください。あなたがやっていれば、私はこんなことはしません。
命がけでハンガーストライキやっている人がいるのにね。私、土日付き合っています、監視員ですから。県庁休みのときに、何か食べているんじゃないかってみんな言うかもしれない。嘘だろうって。私ずっと一緒にいますよ。監視してます。もう、気の毒でしょうがないです。ほんとうに、自分が食べるのが情けない。ね。そんな思いまでして、彼はやってるんです。だけど、決まってるんです、しょうがないですって、他人事のように言ってますよ。自分の職責を全うしてください。避難者を支援することがあなたの仕事だったら、私は関係ありません、とか個人的には申しあげられません、って。これは公務ですから、全責任取ってください次回、念書作ってきますので、次回作ってまいります。
県)菊地さん:これはお話伺っていますが、私は個人的にお伺いしているのではなくて、ちゃんと上に報告して・・
小澤さん:だから、できないからダメだじゃにんです。あなたが寝ないでもものを食べないでもやらなくちゃならない立場にあるはずです。それほど、多くの県民の命がかかってるんです、と申しあげているんです。私はやることはやってます、そんな問題じゃないんです。職責を全うしてください、職を辞してでもここは何とかしないとだめだと県知事に言うのがあなたの立場だと思います。県)菊地さんは、あなたは職責を全うしているつもりかもしれないけれど、申し訳ないけれど、そうは見えません、知事には伝えてあります、と他人事に聞こえます。
県)菊地さん:本当にみなさんの意見は・・・
小澤さん:我々は、あのね、伝わっていないだろう、って思っているから、知事を連れてきてください、と。いままでぶん投げてきたからこうなってるんです。
深田さん:毎年毎年同じことをやってきているんだから、これを。東電、国からお金をあげてもらって、それで、それを使って運用するような基金を作りましょうって毎年言ってるんです。そういうのも含めて公聴会を開いて、みなさんの意見を集約する、現実的なところで、そういう提案がむしろ県のほうから出るのがまっとうだと思うんですけど、なんで出ないのか、よくわからないんです。
県)菊地さん:我々としては、もちろん私だけじゃなくて、県全体として、みなさんの声を聞いていますし、
Tさん:反映されていないってことですね
県)菊地さん:それはちゃんと届けて、ちゃんと検討、中に入って、施策に反映されているということで、ございますので、ぜひご理解していただければと思います。
小澤さん:理解だけで終わるんだったら意味がないんです。
坂本さん:理解も何も、訴えていることがきちんと反映されていないんです、いままで私たちの意見を聞いて政策を実現されていると思えないからみなさん何度も何度も足を運んでいるんです。中にはもう諦めている人もいるかもしれないんですけれど、事故後からどういった政策をとってきたか、みなさんが納得しているとはとうてい思えないんです。きちんと内堀知事に意見を聞いて、県政に反映するのであれば、ちゃんとそういう場を設けてください。それは支援法にもうたわれているんだし、何ら難しいことではないので、ということで、私はちゃんと声が反映されるその場が作るために公聴会を開いてください。内堀知事の支持もあがると思いますよ。
県)菊地さん:支援法に基づく公聴会というのは、国が主催なので、
坂本さん:支援法に関してはそうでしょうけれども、でも、県民の意見を県知事がお聞きにならないのですかと。
県)菊地さん:県知事も避難者のかたに会って話を・・・
小澤さん:みなさん給料もらっているかもしれないけれど、参加している人も仕事さぼってまで来てるんですよ。
県)菊地さん:あの、私も会議が30分すぎているんですけれども、
小澤さん:その会議がどの程度大事なのか知りませんけれども、私たちも命かかって、仕事さぼってまで、身銭を削ってまで来ているんですよ。あなたは公務で給料もらってるんですからね。
県)菊地さん:私も、同じだと思うんです。お互いに気持ちは同じだと思うんです。福島県、故郷を思って・・・
○○さん:いま協議しているのはいつ決着がつくんですか。
県)菊地さん:早急にご案内したいと思っておりますが、現在進んでいる話なので・・・
小澤さん:10日か11日頃、と言われています。
坂本さん:公開質問状が10日か11日ですね。
県)菊地さん:私のほうで坂本さんにご連絡させていただきます。すぐ決定というわけにはならないので
坂本さん:押し問答状態で結論が出ないんですけれど、私は公聴会を求めます。私の求めていることはなんら難しいことではなく、おそらく多くの人が実現してほしい、声を聞いてほしいと思っていると思います。
深田さん:担当部長は誰ですか?おたくの上にあたるかたは?
県)菊地さん:えー避難地域復興局長ですね。
深田さん:そういうかたも、進んで出てきて、説明するくらいの対応してくださいよ。ね。おひとりで抱え込まないで。
県)菊地さん:私もみなさんの話をよく聞いて、内示したいと思いますし、あと、私も直接避難されているかた・・・山形でも直接お話聞いていますし、生の声を・・
○○さん:山形のどこ行ったんですか?
県)菊地さん:山形の・・・山形市です。リトル福島さん。お母さん。
坂本さん:いつやられたんですか?平日ってみなさん来られると思います?いらっしゃるかたはいると思いますけれど、各地で行われているのは知っていますけれど、日時の設定というのは、人が行きにくい時間だったりしましたし、人が集まれる時間に開かなかったらなんら、意味がないじゃないですか。日程の設定はどこも、平日だったりしますよね。
県)菊地さん:土曜日日曜日も駐在もいますし。
坂本さん:時間が経過する中で改善もあるんでしょうけれども
深田さん:上のかたを呼ぶ、知事も同席させて、そういうことをやることがたいへんだろうから公聴会にやってほしい、というのが我々の考えであって。賛成のかた、反対のかた、集めてやるのが、なぜいけないのか。毎年同じようなことをやっているわけですよ。災害救助法の枠内であればそうなっちゃうんですから、抜本的な解決策を目指さない限り。だからもうちょっと建設的な考えかたを導くために、申し訳ないですけれど、みなさんの意見を聞いてみるという公聴会が必要なんじゃないですか。ぜひお考えいただきたいと思うんです。それは、あなたの判断だけではできないでしょうから。上のかたに判断をあおいで回答をください。そうしないと、いつまでの押し問答で何回も何回も来なくちゃいけなくなる。
森園さん:知らないかたがたくさんいる、ということをまず認識されて、そのために公聴会を開くと言うことでいいと思うんですね。そうすれば、各所から集まってくると思いますので。
坂本さん:ぜひお願いいたします。すみません、会議がはじまっているということでしたけれども、長い時間ありがとうございます。あの、回答いただけるまでハンスト継続しますので、11日には横浜戻る予定ですけれども、回答いただけませんでしたらまた、12日に戻ってはじめます。
森園さん:歩道の横です。あそこ、0.75μSv/hありましたよ。
坂本さん:どうぞお許しください。歩道の邪魔をしたり、騒いだりしませんので。どうか温かい目で見てください。なるべく早い回答をお願いいたします。


(文責/吉田千亜)