いよいよ参議院選挙が今週末に近づいてきましたね。
なんだか落ち着つかず、そわそわしています…。
「どうせ、自民党が勝つことは目に見えてる」
「選挙に行ったって、何も変わらない」
「投票したい人がいない」
そんなふうに思っている方も、少なくないかもしれません。
私自身も、「どうせがんばったって、自民党が圧勝なんだから……」
と、半ばやけくそ気味になっていました。
でも、どんなに厳しい状況の中でも、ずっと声を上げ続けてくれていた山本太郎さんや、
「若者から選挙を変えよう」と立ち上がってくれた三宅洋平さん。
そして、「原発子ども・被災者支援法」に力を注いでくれている川田龍平議員、谷岡郁子議員など、
そのほか「いのち」を最優先に考えて動いている候補者たちのがんばりを目にして、
「あきらめちゃいられない!」という気持ちになりました。
おそらく、自民党が勝ってしまうんでしょうけど、「ひとりでも多く、私たちの声届けてくれる議員を国会に送り込む」ことは、とっても重要ですよね。
時間はないのですが、「急がば回れ!」で、これを積み重ねていけば必ず突破口が見つかると思います。
■まるで戦前のような、この国の今
この選挙戦の間、いくつか背筋が凍るほどおそろしい報道がありました。
ひとつには、先日、福島駅前で安部総理が演説をしている際に、『原発廃炉に賛成?反対?』という質問ボードを掲げていた女性を、自民党スタッフと私服刑事が取り囲み、ボードを没収したという報道です。
これは、あきらかに「言論統制」。
憲法で守られている「表現の自由」に抵触します。
なのに、憲法に違反していることすら分からないこの国の与党って……、と愕然としました。
まるで戦前のようです。こんなことを許していいのでしょうか?
そしてもうひとつは、同じく東京新聞に掲載されていた、石破氏のこの発言。
要は、自衛隊を「国防軍」にしたあかつきには、「軍法会議」を設置し、もし出動命令に背いたら、
軍法会議で裁かれ、“死刑”や“懲役300年”になると言うんです。
(東京新聞 7月16日)
もう、B級のオカルト映画みたいに、オカシナことになってきています、この国。
こんな政党に、これ以上力を与えてしまったら、ほんとうにまずいことになりますよね。
■ほんのちょっとの勇気を出して「電話」を
でも、まだ私たちは幸いなことに、かろうじて「自分たちで政治家を選ぶ」ことができます。
だから、投票に行きましょう。
そして、自分が投票に行くだけじゃなくて、ちょっとだけ勇気を出して、昔の友人に電話をしたり、職場の同僚なんかにさりげなく、「わたし、○○さんに当選してもらいたいんだよね。」って、話してみましょう。
私もじつは、政治の話しは苦手だったのですが、昨年末の衆議院選挙から、勇気を振り絞って友人にも声をかけています。
自分が考えているほど、相手にひかれたり、冷たい反応をされることはありません。
「私も、○○さんに投票したよ」
なんて、うれしい連絡をくれる友人もいます。
たかが一票、されど一票です。
一票の積み重ねで、かならず変えることができます。
ひとりでも多く、「いのち」を最優先に考えて動いてくれる候補者を、国会に送りましょう。
そして、応援している候補者が当選したあかつきには、「おまかせ」しっぱなしじゃなくて、いっしょに政治に参加したい。私は最近、心からそう思います。
政治は、どこかのエライ人がするものじゃなくて、私たち自身が携わるものなんですよね。
(ママレボ@和田秀子)
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