こんにちは、ママレボの和田です。
とうとう、ことし最後の一日となってしまいました。
ママレボから皆さまへ、感謝を込めて年末のご挨拶をさせていただきたく、記事を投稿しております。
■ママレボ9号の発行につきまして
まずはお詫びからです。
12月に発行予定だった「ママレボ9号」の制作が遅れております。
ことし後半に私が体調を崩してしまったためですが、皆さまにご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
ただいま鋭意製作中ですので、年始特大号として1月中には発行できるように取り組んでおります。
いましばらくお待ちいただければ幸いです。
■ママレボ通信(ブログ)記事を更新しております!
なんとか年内にお知らせしたい…と、ここ数日、立て続けにブログを更新しております。
深刻な問題ばかりなのですが、ぜひ年末・年始のお時間があるときに、お読みいただければ幸いです。
→民主主義はどこへ?――強制解除される南相馬市・特定避難勧奨地点
住民のほとんどが避難解除に反対しているにもかかわらず、12月28日に十分な説明もないまま解除されてしまいました。
こどもみらい測定所さんと、ママレボチームで、12月29日に実際に解除されてしまった南相馬の特定避難勧奨地点のお宅を
まわり、測定させていただくとともに、インタビューもさせていただきました。
ママレボ&こどみらスタッフの吉田千亜さんが、その様子をツイキャスでアップしてくれましたので、お時間のある方はぜひ
ご覧下さいませ。
ツイキャスはこちら↓
ことしの夏に、ママレボと、「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」が合同で実施したアンケート調査です。
福島のみなさんの、福島県立医大に対する不信感が浮き彫りになっております。また、保護者の方々から集まった切実な声も、
ぜひご一読いただきたいと思います。
ことし10月下旬に郡山の公園などを測定したレポートです。
福島県内の子どもたちが置かれた深刻な現状がご理解いただけると思います。
また、ママレボ&こどみらの吉田千亜さんによる詳細な測定レポートも、「こどけん」のブログにアップしております。
■環境省の専門家会議のパブコメ受付中です!
ママレボでも傍聴レポートをお送りしてきて環境省の「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方 に関する専門家会議」。 このところ、レポートが追いついておらず申し訳ありません!
12月25日に最終の会議が開かれ、とうとう「専門家」による、中間取りまとめが発表されてしまいました。
12月25日に最終の会議が開かれ、とうとう「専門家」による、
その内容は、「関東の子どもたちには当面、検診は必要なく、福島県内についても、疫学調査として充実させていく必要はあるが、
被ばく線量の低い地域の検診については今後見直しが必要」といった縮小に傾く内容でした。
中間とりまとめ内容はこちら→ http://www.env.go.jp/press/files/jp/25691.pdf
環境省は、この専門家によるとりまとめを受けて、「当面の施策の方向性(案)」という発表を行いました。
この案によると、関東のホットスポットの子どもたちの健康リスクはまったく無視し、
あくまでも、「被ばくは少ないから問題ない」ということを刷り込む “リスクコミュニケーション”のみに力を注ぐという趣旨のことが書かれています。
ぜひ、これについて、みなさまのご意見を、下記から送っていただければと存じます。
大晦日にもかかわらず、重い内容のお知らせとなってしまい、申し訳ございません。
来年は、少しでも良い方向へむかうことを、願ってやみません。
それでは、みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください!
また来年も、ママレボをどうぞよろしくお願い致します。
ママレボ出版局 和田秀子
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