「子どもたちを守りたい」「原発はいらない」と、しなやかに立ち上がったママたち100人を収めた写真集『100人の母たち』を出版した写真家・亀山ののこさん。
7月7日、七夕の日――。
亀山ののこさんを筆頭に、全国から母親たちが官邸前に集まります。
「子どもたちが安心して暮らせる世の中をつくりたい」
「すべての生き物がしあわせでありますように……」
そんなメッセージが、日本はもとより、韓国やフランス、スペインなどから続々と集まっているそうです。
名づけて、「100万人の母たち七夕プロジェクト」。
子どものすこやかな成長をのぞむとき、「脱原発」を願うのは、ごくごく自然のこと……。
だって原発事故が起きれば、いままでの生活が根こそぎ奪われ、子どもたちが健やかに育つ権利や、地球環境も損なわれてしまうのですから。
しかし残念ながら、いまその当たり前の願いが踏みにじられています。
そこで、7月7日の七夕の日に、全国100万人の母たちが首相官邸前に集まって、安倍総理に「脱原発」の願いを届けることになったというわけです。
すでに安倍首相宛に手紙も送られています。(首相宛の手紙はこちら)
この「100人の母たち七夕プロジェクト」に先駆けた記者会見が本日、参議院議員会館で行われました。
会見に先立って流されたプロモーション映像を見た記者のなかには、目頭を押さえる姿も見受けられました。
移住先の福岡から駆けつけた亀山ののこさんは、
「チェルノブイリで避難エリアになっている場所に、子どもたちが住まわされていることを黙って見ていることはできない。芸術や文化の力で〝反対〟の意思を示したい」と述べました。
また、参列したママたちからは、以下のような発言がありました。
「原発事故は私たちにいろんなことを教えてくれた。当たり前だと思っていた幸せを、私たち大人が守って行かなきゃいけない。処理をするのがむずかしい核のゴミは、これ以上ふやすべきではない」
「子どもを産んで、自分以上に大切な命があることを知った。と同時に、私自身もそのような気持ちで両親に育ててもらったことを思い知った。私たちが暮らす、この美しい地球を守りたい」
7月7日は、午前11時に首相官邸前に集まり、お母さんたちのマイクリレーを行ったあと、参加者全員で手をつなぎ〝七夕宣言〟を読み上げる予定だそうです。
男性でも、未婚でも、子どもがいなくてもかまいません。
「子どもたちを、地球の未来を守りたい」という共通の願いを持つ方は、ぜひお集まりください。
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